韓国で開幕した東アジアE-1選手権。連覇を狙う日本代表は、8日に香港との初戦を戦う。

その香港代表メンバーには、日本生まれの選手もいる。20歳の市川聡悟だ(中国名は趙聡悟)。

彼は中国系の父と日本人の母のもとに大阪で生まれると、生後2ヶ月のときに父の仕事のために香港へ移住したそう。

2022年に行われた前回大会の日本戦で弱冠17歳にして香港代表にデビューし、話題になった。

『tkww』によれば、市川聡悟は準備万端だそうで、「もし実際に戦わなければならない状況になったら、自分の実力を発揮する機会を掴むつもり」と語っていたそう。

ただ、香港の秘密兵器は、パリ生まれのFWラファエル・メルキーズだとか(中国名は李小恆)。

23歳の彼は、14歳の時にフランスから香港に移住。2024年にパスポートを取得し、香港代表になる権利を得た(オランダやラオス系中国人の血も流れているそう)。

スピードとドリブル技術に優れ、抜群の突破力を誇り、今年からは中国1部リーグの山東泰山に所属している。

前回大会は日本が香港を6-0で撃破しているが、今回はどうなるだろうか。なお、香港はFIFAランキング153位(日本は15位)。

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