来年のワールドカップはアメリカ、メキシコ、カナダで行われる。

世界最速でワールドカップの切符を手にした日本代表は、今月にメキシコ、アメリカと国際親善試合を行う。

そうした中、元日本代表監督のハビエル・アギーレ監督が率いるメキシコ代表は、試合の開催地アメリカで盗難事件に巻き込まれたという。

メキシコメディア『Bolavip』は2日、「アメリカでのスキャンダル。メキシコ代表チームは日本と韓国との親善試合の前に強盗に遭う」という見出しで、すでに日本との試合が行われるオークランド入りしていた同国代表チームの被害を報じた。

同メディアによると、盗難が起きたのは8月31日から9月1日にかけての早朝。駐車場に停めていたメキシコ代表チームの輸送車両に何者かが侵入し、南京錠を破壊して練習に使用したトレーニング用品など複数の物品を盗んだという。

幸い、この事件で選手やスタッフへの被害はなかった。

アメリカメディア『abc7news』によると、メキシコ代表チームは現在、現地警察とバーバラ・リー市長に連絡を取っている状況だ。

また、スペインメディア『Marca』もこの窃盗事件を報じており、犯罪率が高いとされているオークランドのダウンタウンで、現地入りした同メディアの記者もメキシコ代表チームと同様に窃盗の被害に遭ったと伝えた。

窃盗の被害に遭ったMarcaの記者は、貴重品を盗まれることはなかったが、停めていた車の窓ガラスが割られたという。

現地点で日本代表チームに事件や事故の報告はないが、現地時間6日に行われるメキシコ戦、9日に行われるアメリカ戦に向けて安全面にも万全を期したい。

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