8日、ベルギー1部ウェステルローは、FC東京から木村誠二を獲得したと発表した。

FC東京も完全移籍を発表しており、木村はこのようなメッセージを出している。

「期限付きで他のクラブに移籍していた期間もありましたが、中学1年生から約11年間、ずっとFC東京の選手としてサッカーをしてきました。今回は完全移籍になるので、初めてFC東京という肩書きが完全に外れることになります。

これまでたくさんの応援をありがとうございました。どんな時もどこのチームにいても、応援してくださるみなさんのお陰で今の自分があると思います。

東京の選手として試合に出られていた時間は短いものでしたが、東京のユニフォームを着て味の素スタジアムで試合に出場できたことをとても幸せに感じています。

海外のチームで、時差もあるなかで試合を観てもらえる機会はかなり減ってしまうと思いますが、日本まで活躍している情報が届くように必死で頑張ってきます。東京の躍進を心から願っています。本当にありがとうございました!」

23歳の木村は身長186cmを誇るセンターバック。FC東京で育成されるとレンタル移籍したサガン鳥栖で急成長してパリ五輪行きを掴み、U-23代表では高井幸大(現トッテナム)とコンビを組んだ。

昨季のベルギー1部で16チーム中11位だったウェステルローには21歳のFW坂本一彩が所属している。また、松尾佑介(現浦和レッズ)がプレーしていたこともある。

昨季のウェステルローは、レギュラーシーズン30試合で54失点、プレーオフ10試合で20失点と守備が課題。

9日には第3節のメヘレン戦を控えている。

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