
2人の日本代表(中村敬斗、関根大輝)が所属するフランス2部スタッド・ランスは19日、今シーズンのサードユニフォームを発表した。
チームは昨季の1部リーグで16位となり、8季ぶりに2部へ降格。
Stade de Reims 2025-26 Puma Third
スタッド・ランス 2025-26 Puma サード ユニフォーム
今季のサードユニフォームはブラックを基調としたデザインが登場。サードモデルにダークカラーの採用は2023-24シーズン以来となる。
襟、袖、エンブレム、Pumaロゴ、胸スポンサーロゴ「YASUDA group」はゴールドで彩り、どことなく華やかな印象を与える。前面を覆うグラフィックも特徴的だ。

一見不思議な模様に感じられる前面のグラフィックは、ホームタウンであるランスのランドマーク「ランス・ノートルダム大聖堂」に関係するもの。
この大聖堂は、かつて歴代のフランス国王が戴冠式を行ってきた場所で、そのことからランスは“戴冠式の街”とも呼ばれる。それを意識してか、2020年に登場した現在のチームエンブレムからは王冠が描かれるようになった。

グレーのラインが複雑に交差する今作のグラフィックは、ランス大聖堂のステンドグラスを表現したもの。色彩豊かな大聖堂のステンドグラスと、それを代々作り上げてきた街のステンドグラス職人、そして彼らの卓越した技術へ敬意を表している。
誇りでもある伝統技術をデザインに取り入れることで、優雅で歴史のある街とクラブのつながりを強調。そんな今作のキービジュアルの撮影では、選手たちが大聖堂のステンドグラス修復を担う歴史ある工房を訪れたという。

街の伝統と誇りをデザインしたサードユニフォームは、クラブ公式オンラインストア、Pumaオンラインストアで販売中。