世界最速で2026年W杯予選突破を決めた日本代表。

一部主力を温存して初招集組7名を含めたメンバーで臨んだ5日のオーストラリア戦に0-1で敗れた。

一方、2位オーストラリアはW杯出場権確保に大きく近づいた。

10日の最終戦で3位サウジアラビアと直接激突するが、勝点差3があるほか、得失点差でも大量リードしている。そのため、大敗しない限りは2位での本大会行きを確保できるのだ。

ただ、『The West Australian』によれば、オーストラリア代表MFコナー・メトカーフは、サウジ戦は試合前から心理戦が展開されると予想しているという。

「空港での遅延、練習用のピッチのひどい状態、試合前のバス遅延も予想している。彼らはあらゆる手段を講じてくるだろう。なぜなら、我々が何をすべきか知っているからだ。

我々も彼らの戦術にも少しは対応する必要がある。時間稼ぎをして、試合をできるだけ遅らせる。なぜなら、そのような展開になるからだ。多くのダイブや演技が予想される。

(気温は)おそらく40度近くまで上がり、5万人のファンが叫ぶ中での試合になるため、困難を極めるだろう。

しかし、精神的に準備ができている。

正直、あの暑さの中でプレーするのは最悪。特に暑さに慣れたチームと対戦する時は、彼らがその暑さを感じているかどうかさえ分からない。試合を1パーセント難しくする小さな要因のひとつだ。

彼らの小さな策略やノイズ、何であってもそれに影響を受けてはいけない。なぜなら、試合に影響を与え、相手がわずかな優位性を得ることになるからだ。

メンタリティは団結すること、できる限り長く全力で取り組むことから生まれる」

試合はサウジのジェッタで行われるが、かなり警戒しているようだ。

注目の一戦は現地時間21時過ぎにキックオフされる。

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