今シーズンからドイツ1部のザンクトパウリでプレーする日本代表MF藤田譲瑠チマ。
優れたパススキルを持つ23歳は、ここまで全試合フルタイム出場を続けている。
開幕3試合を2勝1分と好調のザンクトパウリは、19日のブンデスリーガ第4節でシュトゥットガルトと対戦した。
藤田はアウェイでの一戦にフル出場したが、チームは0-2で敗れて、今シーズン初黒星を喫している。
ザンクトパウリは、GKニコラ・ヴァシリが相手のPKを阻止したものの、枠内シュート8本を許すなど苦しんだ。
DFエリック・スミスは「今日は何も得るに値しなかった。今日のミスから学ばなければいけない。基本を正しく守らなければ、このリーグで勝つことはできない」、GKヴァシリも「試合開始から基本的なプレーが欠けていた。ボール精度が足りず、何度もボールを失なった。オフザボールで苦戦し、相手にスペースをうまく使われた。すべてがうまくいかない展開だった。今日は運も少しなかった。PKを防いでチームに貢献できたのはよかったが、結局それも無駄になった」とこぼしていた。
ザンクトパウリは27日の次節でレヴァークーゼンと戦う。