2026年W杯までに復活してほしい「忘れられたスーパースター」5名
2026年W杯までに復活してほしい「忘れられたスーパースター」5名

来年アメリカ、カナダ、メキシコの三カ国共催で行われるワールドカップ2026。開幕まで1年と迫っており、来季は各国の代表選手がそのメンバー入りを賭けて戦うことになる。

今回は『Planet Football』から「2026年のワールドカップで見たい忘れられたスーパースター」をご紹介する。

ポール・ポグバ

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代表:フランス

所属クラブ:モナコ

2018年のロシアW杯では、フランス代表の中心選手として世界制覇を成し遂げたポール・ポグバ。しかし、その後のキャリアは全く順風満帆ではなかった。

マンチェスター・ユナイテッドではクラブの混乱や監督交代、怪我の影響もあり、期待されたようなパフォーマンスを継続できず。2021年にはユヴェントスへと復帰するも、度重なる負傷や薬物検査の問題などで彼の名前は消えてしまった。

その彼がこの夏、母国フランスのASモナコと契約して再起を期す。フランス代表は数多くのタレントに恵まれているものの、もしポグバが完全復活すれば招集される可能性は高いだろう。

ネイマール

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代表:ブラジル

所属クラブ:サントス

ネイマールはブラジル代表の歴代最多得点者という偉業を達成しながらも、このキャリアの晩年は苦しい時間を過ごしている。パリ・サンジェルマンでは圧倒的成績を残しながらもバロンドール獲得やチャンピオンズリーグ制覇に手が届かなかった。

加えて、サウジアラビアへの移籍、そして大怪我。現在所属しているサントスでもまだ本領を発揮することができておらず、かつてのネイマールを取り戻すことに苦戦している。

キャリア最後のワールドカップに向け、彼がどこまでかつての姿を取り戻せるのか。ブラジル代表の新指揮官となったカルロ・アンチェロッティも含め、誰もがネイマールの復活劇を期待している。

イスコ

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代表:スペイン

所属クラブ:ベティス

「忘れられた」と言うには惜しいほど、ここ2シーズンのイスコはスペイン・ベティスで輝きを取り戻している。カンファレンスリーグ決勝やネーションズリーグ決勝でも存在感を発揮し、スペイン代表復帰も果たした。

かつてはレアル・マドリーで“構想外”となり、半年間の無所属を経験し、さらにセビージャでの失敗というキャリアの暗黒期も過ごしたが、もはやそれも過去のこと。

イスコは現在33歳。ベティスでの活躍は「技術は衰えない」という言葉を体現しているもので、ポグバやネイマールらにとっても希望の象徴となるだろう。

デル・アリ

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代表:イングランド

所属クラブ:コモ

かつてトッテナムでプレミアリーグ屈指の若手MFとして絶大な注目を浴びたデル・アリ。イングランド代表でも2018年W杯でベスト4進出に貢献した。

しかし、その後はピッチ外の問題や度重なる監督交代、モチベーションの低下などで急激にキャリアが下降し、精神的な問題にも悩まされた。

しかし彼はまだ29歳。今季はコモへと加入して再起の道を歩み始めており、ゆっくりとコンディションを高めているという。2019年にイングランド代表を離れてから6年、彼の復活を待ち望む人は多い。

マリオ・ゲッツェ

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2026年W杯までに復活してほしい「忘れられたスーパースター」5名

代表:ドイツ

所属クラブ:アイントラハト・フランクフルト

2014年W杯決勝、延長戦でアルゼンチンを沈める決勝ゴールを決め、一躍“ドイツの英雄”となったマリオ・ゲッツェ。

しかし、その後はバイエルン・ミュンヘンやドルトムントで期待されたほどの活躍はできず、代謝障害の病気や怪我にも苦しんだ。一時はもはや終わったようにも思われた。

ただ、その後は地道にキャリアを重ね、今やブンデスリーガでも屈指のミッドフィルダーと評価できる状態になっている。

アイントラハト・フランクフルトの活躍次第で、2026年W杯の出場も現実的な未来になるだろう。

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