今季ラ・リーガを戦っていたラス・パルマスは、「事故で昏睡状態に陥っていたDFセベン・ラモスが死去した」と公式発表した。

セベンスイ・ラモス・ゴンサレス、通称「セベン・ラモス」は、ウエスカやサンフェル・アトレティコ、ビジャ・サン・ブリギダを経て昨年夏にラス・パルマスへと加入したDF。

クラブのCチームに所属して地域リーグを戦っていたほか、Bチームのラス・パルマス・アトレティコでもプレーし、期待をかけられていた左利きのディフェンダーだった。

しかし6月9日の午後9時25分頃、彼は車に轢かれてしまうという事故に遭遇し、頭部を負傷したことによって昏睡状態に陥ってしまった。

病院での献身的な治療によって一時は回復の兆しもあったとのことだが、咳の発作による内出血によって容態は悪化し、先日から回復不可能な状況にあると伝えられていた。

そして26日にはついに息を引き取ったことが確認されたそうで、スペイン各地から追悼のコメントが寄せられている。

ラス・パルマスはセベン・ラモスに対して「大きな潜在能力を持つ多才な左利きのディフェンダーで、献身的な姿勢と性格があり、ディフェンスラインの様々なポジションをこなす力が際立っていた」と声明を発表。

また「あなたはいつも我々の心のなかにいる。セベン、安らかに眠ってくれ」とのコメントをSNSで投稿していた。

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