日本代表GK鈴木彩艶がYouTubeの企画で元日本代表DF内田篤人と対談し、自身の「自画自賛」プレーを紹介した。
3月20日に来年のワールドカップ出場を世界最速で決めたサッカー日本代表。
テレビ朝日のYouTube配信コンテンツ「絶対に負けられない座談会!サッカー日本代表応援SP~ROAD to 2026~」では、W杯アジア最終予選を終えた代表選手たちとの対談が実現している。
23日に公開された動画には鈴木が登場。アジア最終予選の中で自画自賛するシーンを聞かれると、2024年11月19日の中国戦での「ハイボールを確実にキャッチしたシーン」(前半30分)を挙げた。
中国側のコーナーキックを折り返してふわりと浮いたボールを、味方・相手選手が入り乱れる中でキャッチしたシーンだ。
弾丸シュートをビッグセーブした、というようなシーンではないだけに内田は「地味というかもっと他のすごいシーンの方が僕はすごいと思っちゃう」と選出理由を聞いた。
「GKとしてはセカンドボールを作らないことが大事」だと述べ、多くの選手と「体がぶつかりながらのキャッチング」になったと説明した。
そして2024年1・2月のアジア杯での自身のプレーについて「こういったボールをパンチングしていたんです」と振り返り、「パンチングが上手くいかなかったり、遠くに飛ばなかったり、セカンドボールを相手に拾われてしまったりとか、そういうところでチームに安定感を与えられなかった」と猛省。
その苦い経験があってこその中国戦でのプレーに「自分の成長を感じた」と語った。
なお、内田の「(選手が密集しているところに飛び込む)怖さはないの?」との質問には「怖さは全くない」と自身のパワーに自信をのぞかせた。