今回から新フォーマットで開催されているFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)。
過密日程を誘発していることで各方面から批判を受けており、一部では「UEFAチャンピオンズリーグの劣化版」とも揶揄されている。
一方で大会に参加しているレアル・マドリーのベルギー代表GKティボー・クルトワは、そうした主張に反発している。スペインメディア『Marca』が報じた。
1日に行われたクラブW杯決勝トーナメント1回戦で、イタリア・セリエAの強豪ユベントスを1-0で退けたマドリー。
この試合で白い巨人のゴールマウスを守ったクルトワは、試合後に同大会のレベルについて聞かれると「僕たち、サッカーを知っている者はそのレベルを疑ったことなんて一度もない。クラブW杯のレベルがクソだと思っている4人のツイッターユーザーを信じるなら、それは間違いだ」とコメント。
さらに「サッカーを理解している人なら、ブラジルのチームが強いこと、アル・ヒラルが強いチームであること、モンテレイだって今日ドルトムントに勝てる可能性が十分にあることを知っている。ヨーロッパのチームが必ずしも一番というわけではない。結局のところ、レベルは高いし、それは毎試合で証明されている」と、この大会の競技力の高さを強調した。
レアル・マドリーは現地時間5日午後4時からドルトムントと準決勝進出をかけて激突する。