元日本代表DFの田中マルクス闘莉王は、1日に自身が運営しているYoutube「闘莉王TV」を更新。先日行われた日本代表対バーレーン代表の試合の採点を行っていた。
その中で、闘莉王は日本代表の中盤で先発した遠藤航と旗手怜央の二人について「10点満点中4点」と評価していた。
ただ、遠藤航についてはこれまでのプレーと比較するとかなり落ちている部分があるようで、闘莉王は以下のように分析していた。
「遠藤航選手に気になることが一つ。疲れがあるのか、普段の動きではないことは確かです。戻るときにスピードが上がっていない。でも、当たり前なことは当たり前にやってくれた。
ボールロストしたあとの帰りにスピードが上がらない。いつも100%で加速している遠藤選手が、特に後半の残り20分くらいで遅かった。
これはリヴァプールでのコンディションの合わせ方が影響しているのか、それともいま日本代表に出てきて90分フルに戦って疲れが溜まっているのか。
それはどちらが原因なのかはわからない。本人しかわからないかもしれない。選手としてずっと試合に出ていることは選手として全然悪いことではないですけど、しばらく出てないところから1ヶ月ほど連続して出場すると、疲れの内容や身体の感じ方が全く違う。
このアジアカップに入って、遠藤選手のパフォーマンスはそこまで上がっていないことは確かだと思います」
リヴァプールに加入したあとしばらくは出場機会が限られていたが、12月は数多くの試合でプレーしていた遠藤航。プレミアリーグでも欠かせない存在となっていた。
闘莉王はそのような状況を鑑みて、遠藤航は急激に出場時間が増加したことによる身体のダメージが蓄積しているのかもしれない…と感じているようだ。