
FIFAランキングでアジアトップの15位につける日本代表。
アジアカップこそまさかの準々決勝敗退を喫したが、森保一監督のもと力強さを取り戻し、ワールドカップ最終予選は5勝1分で首位を快走している。
そんな日本代表の選手たち、契約メーカー別で「現役最強の5人」を紹介する。今回はadidas編。
鈴木彩艶
GK/パルマ
アジアカップで大きな挫折を味わったものの、ヨーロッパで成長し、日本代表に相応しい風格をまといつつある鈴木彩艶。
22歳の守護神は、2019年のU-17ワールドカップへ出場した際は浦和レッズのスポンサーでもあるNikeのスパイクを履いていたが、その後adidasと契約。
現在履いているのは、2024年に誕生30周年を迎え、ゴールスコアラーのために生まれ変わった新時代の「プレデター」だ。
鈴木彩艶着用スパイク:アディダス プレデター ELITE(2025年モデル)
菅原由勢

DF/サウサンプトン
日本代表ではアジアカップ以降システム変更などもあり出場機会を減らしているものの、念願のステップアップでプレミアリーグへ進出した菅原由勢。
彼もまた10代の頃からNikeの「マーキュリアル」シリーズを好んでいたが、2021年5月にadidasへ転向。
現在は2024年夏にリリースされた、一瞬のスピードですべてを変える力を与えるためのスパイク「F50」を着用中。読み方は「エフゴジュウ」が正解とのこと。
菅原由勢着用スパイク:アディダス F50 ELITE
伊藤洋輝

DF/バイエルン
着用スパイク:アディダス コパ ピュア 2
2024年夏にシュトゥットガルトからバイエルンへ移籍した伊藤洋輝。残念ながら怪我のためまだ公式戦出場を果たせておらず、ブンデスリーガ首位を走るチームで彼がプレー姿を早く見たいところだ。
伊藤もまた、2019年のU-20ワールドカップへ出場した際はNikeの「ティエンポ」シリーズを履いていた。
adidasのスパイクを履き始めたのは比較的最近で、2023年3月頃のこと。当初から“タッチ至上主義”の「コパ」シリーズを愛用している。
伊藤洋輝着用スパイク:アディダス コパ ピュア 3 ELITE?(新作)
南野拓実

MF/モナコ
南野拓実は最終予選ここまでの6試合、中盤より前のポジションで全試合に先発している唯一の選手。3-4-2-1の新システムで評価を高めた一人だ。
そんな彼は、プロデビュー当時からadidasと契約しており、現在も“ゴール至上主義”の「プレデター」シリーズ最新モデルを着用。
しかも「めちゃくちゃかっこいい。プレデターといったら、このベロ」と、フォールディングタンのある『プレデター ELITE FT』を好んでいる。
南野拓実着用スパイク:アディダス プレデター ELITE FT(2025年モデル)
久保建英

MF/レアル・ソシエダ
最後は、adidasの日本代表エースといって過言ではない久保建英。
23歳になった彼は、2013年頃から基本的にadidas一筋(一時ブラックアウトのNikeスパイクも着用)。2013年のU-12ジュニアサッカーワールドチャレンジでバルセロナの一員として来日した際は、懐かしの『ナイトロチャージ』を履いていた。

現在は菅原と同じ、“スピード至上主義”の『F50 ELITE』で持ち前のボールスキルを存分に発揮させている。
久保建英着用スパイク:アディダス F50 ELITE