近年、低迷が続いている中国代表。

2026年W杯予選では日本代表相手に2試合で計10失点するなどして予選敗退が決まった。

また、日本には1998年以降、27年間も勝てていない。

先日、その中国代表チームが、2030年W杯に向けてチームを強化するために、中国の企業グループ『BYD(比亜迪)』と5年総額7500万元(15.5億円)のスポンサー契約を結んだと報じられた。

そうしたなか、『Sohu』などが驚きの話を伝えている。

一部の中国ファンがBYD製品をボイコットすると脅したため、BYDは代表チームとの協力を停止する事態になり、スポンサー契約を打ち切る可能性が高くなっているという。

多くのメディア関係者が代表チームのスポンサーに対するボイコットを批判。

著名ジャーナリストは、「代表チームスポンサーをボイコットするファン」は、他の自動車会社の『ブラックPR』である可能性があると指摘(BYDは自動車事業などを展開)。

「彼らは至る所でボイコット発言をしているが、中国サッカーへの悪意からではなく、中国サッカーのためにでもなく、スポンサーである自動車会社のイメージを貶めるために行われている。結局、中国サッカーはこの事件の被害者となった」とのこと。

一方、元中国代表選手のダイ・リンは、「我々選手はあなたたちファンに支えられているわけでない。我々はファンなしではやっていけないのではなく、彼ら(スポンサー)なしではやっていけない」と言い放っていたそう。

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