今年からスペインへと移住したことで大きな話題となった元日本代表FW大久保嘉人が、古巣マジョルカの本拠地ソン・モイシュを訪れたようだ。
大久保は2005年1月にセレッソ大阪から期限付き移籍でマジョルカへと加入し、デビュー戦で1ゴール1アシストを決めるという大きなインパクトを残した。怪我もあって出場機会は多くなかったものの、2004-05シーズン終盤は劇的な残留に貢献する活躍を見せている。
2006年夏にはセレッソ大阪へと復帰しているため1年半のみの在籍であったが、「マジョルカ初の日本人選手」ということもあり、特別な存在となっている。
そして今回、そのマジョルカのホームスタジアムであるソン・モイシュに大久保が訪れ、クラブのインタビューに応えていたようだ。
「ここに着いた瞬間に、デビュー戦でゴールを決めたときの思い出も浮かんできましたし…やっぱりここが好きなんだなと思いました。
一人目の日本人としてマジョルカに来られたことは嬉しく思っていますし、その後に家長、久保、今は浅野。もっと日本の選手が来て活躍するのを楽しみにしています。
特に家長昭博とは元チームメイトですし、マジョルカの話もしますし、家も近かったので食事にも行っていました。みんな『すごくいい街だね、みんな行ったほうがいい』という話になります」
なおインタビュー中に話されていた「タイカ(Taica)」は日本の化学メーカーで、スペイン4部のUEサン‧アンドレウを保有している企業でもある。
マジョルカとはグローバルメインスポンサーとして契約しており、ユニフォームの胸には商品の高機能素材「アルファゲル(αGEL)」のロゴが掲出されている。