日本代表が世界最速で突破した2026年W杯予選。

日本と同じアジア最終予選グループCでは、最終戦を残して、バーレーンと中国の敗退が決まった。

中国は今予選で日本相手に2試合で計10失点するなど苦しみ、5日のインドネシア戦に0-1で敗れて終戦。試合後には涙する選手たちもいた。

『Sina』によれば、中国代表のブランコ・イヴァンコヴィッチ監督は、敗退決定後にこう話していたそう。

「このような厳しいグループで、次のステージに進むことができれば、W杯出場への大きな希望が持てた。だが、我々はそれに成功できなかった。監督として大きな責任を負わなければならない。

若い選手たちの加入はチームに大きなモチベーションを与えている。彼らのパフォーマンスを見る限り、中国代表の未来は明るい。

インドネシアに来る前から、厳しい試合になることは分かっていた。特に現地の厳しい気象条件も大きな課題だった。最後まで戦い抜いてくれた選手たちに感謝する」

中国は2002年日韓大会以降、W杯の舞台から遠ざかっている。2024年2月からチームを指揮してきたイヴァンコヴィッチ監督は、これで解任される可能性がある。

これを受けて韓国の『Maeil Business Newspaper』は、「人口15億人の中国が今回もW杯出場を逃した。2002年大会以降、6度W杯に挑戦しているがいずれも敗退。今回のW杯は出場国が48カ国に増え、アジアだけで8.5枠の切符があるのに中国はいない。今回の敗北は、サッカー史に刻まれるだろう。中国は1987年以来38年ぶりにインドネシアに敗れた。FIFA主催の大会では、これは1957年以来68年ぶりのことだ」と伝えていた。

2024年時点で中国の人口は、14億人ほど。

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