世界最速で2026年W杯予選を突破した日本代表は、23日に最新の招集メンバーを発表した。
佐野海舟(マインツ)と佐野航大(NECナイメーヘン)の兄弟が揃って招集されたことが話題になっている。
佐野兄弟はともに岡山県の出身、また、FC東京からファジアーノ岡山にレンタル中の18歳佐藤龍之介も初招集となった。今季悲願のJ1初昇格を遂げたファジアーノ岡山からの代表招集は初めてのこと。
そうしたなか、お笑いコンビ『ウェストランド』の井口浩之さんは、「佐野兄弟(号泣の絵文字)そしてファジアーノ岡山から代表選手が!」とSNSに歓喜のメッセージを綴っていた。
井口さんは、佐野兄弟と同じ岡山県津山市出身で、千葉商科大学でもサッカー部所属だった人物。
なお、佐野海舟は、2024年7月に不同意性交の疑いで逮捕され、不起訴処分になったものの、それ以降は代表から遠ざかっていたが、ドイツでも活躍を受けて復帰した形。
ドイツ紙『DW』は、「昨年7月、マインツの佐野は性的暴行の疑いで逮捕されたが、その2週間後に不起訴処分となり、鹿島アントラーズからの移籍に問題はなくなった。日本代表の森保一監督は、佐野が『反省している」と述べ、『過ちを犯した』選手は追放されるべきなのかと疑問を呈した」と伝えている。
日本代表は6月にオーストラリア、インドネシアとのW杯予選残り2試合を戦う。