カラバオカップ2回戦でマンチェスター・ユナイテッドと激突したグリムズビー・タウン(リーグ2、イングランド4部相当)は、PK戦の末にプレミアリーグの名門を下し、次のラウンドへ駒を進めた。

グリムズビー・タウンのオーナーを務めるジェイソン・ストックウッド氏は、ユナイテッドとの勝利を確信していたようだ。

『The Athletic』ほか『デイリー・メール』は、試合当日の様子をストックウッド氏の言葉とともに振り返った。

「面白い話を一つしよう」と切り出した同氏は、試合前に敵軍と交わしたやり取りを明かした。

「マンチェスター・ユナイテッドが来ることになって、監督宛ての手紙が送られてきたんだ。『監督の更衣室はどこだ?』という内容だった。それで私は『なんてこった、監督の更衣室? 俺たちの監督にとって更衣室は、監督の車の後ろだ』と思ったね。彼らの監督が更衣室を持っているなんてすごく面白いと思ったよ。彼らは明らかに、これから何が起こるのか分かっていなかったと思う」

また、同氏は試合前のユナイテッドの選手たちの態度を見て、さらに勝利を確信したという。

「選手たちがバスから降りてピッチに出てきたとき、ユナイテッドの選手たちはやる気満々には見えなかった」

ストックウッド氏の予想通り、見事ユナイテッドを撃破したグリムズビー・タウンのさらなる快進撃に注目が集まる。

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