今年大みそかに開催予定の「第71回NHK紅白歌合戦」について、会場を東京・渋谷のNHKホールのみならず、同局敷地内の駐車場も使用するプランが浮上していることを、一部スポーツ紙が報じた。
 今年の開催はまだ発表されていないが、記事によると、新型コロナウイルスの感染防止のため、無観客を前提に協議。
さらに「3密」の回避策として、異例となる駐車場での屋外パフォーマンスを検討しているというのだ。

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 使用されるのは、NHKホールに隣接する正面玄関側の広い駐車場。例年であれば大みそか当日は関係者の車や中継車が止まっているが、コロナ禍で最小限の人数のみの来場となることから、セットを組むスペースは確保できそうだとか。

 また、例年以上に局内の複数のスタジオ使用や、中継での出演を増やすことも検討中だというのだ。
 「もともと、開催中止という選択はあり得なかったようだ。それどころか、外出の自粛で在宅率が上がり、ここ数年で最高となる視聴率を狙えるかもしれない。
日本テレビが感染予防対策を万全にして無事に『24時間テレビ』を放送したことから、紅白の制作サイドも士気は上がっているようだ」(放送担当記者)

 そして、気になるのが今年の司会者だが、どうやら、すでに内定しているようだ。
 「このまま何事も起こらなければ、昨年も総合司会を務めたウッチャンナンチャン内村光良で決まりのようだ。8月8日にNHKで生放送された音楽特番『ライブ・エール~今こそ音楽でエールを~』はまるで紅白の予行演習のような番組だったが、その番組で司会を務めたのも内村。内村はすでに頭に段取りや番組の流れが入っており、昨年よりもスタジオ内の人数が激減するので仕切りやすいはず。ほかに適任はいないだろう」(音楽業界関係者)

 内村に対するNHKの信頼度は絶大なようだ。