サッカーJ1のFC東京の一部選手が、サポーターと忘年会を開いていたとして、ファンの怒りを買っている。

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 問題となっているのは、5日に都内の飲食店で開かれた選手とサポーターの交流会。
FC東京の応援を行っているメディア「TOKYO12」が主催した忘年会となっていた。

 当日、飲食店や参加者がその忘年会の写真をそれぞれSNSで公開。その中には、選手含め50人近くの人のほとんどがマスクを付けずに密着している集合写真などもアップされており、写真にはキャプテンの東慶悟選手を含め、5人の選手が笑顔で写っていた。

 しかし、新型コロナウイルスの影響でJリーグは今季、声出し応援は禁止。選手とファンの交流が制限されていた中でのこの忘年会写真に、ネット上からは「これはない」「SNSにアップするってどういう意識?」「本当に情けない…感染者出てたらどうするんだろう」「失望した」「スタジアムで声出す以上に感染リスクある」という批判の声が殺到する事態になった。

 一方、5日の東京都の感染者数は20人と、感染は抑えられている状態。
去年と比べても忘年会を開いている人も多いことから、ネット上では「ちょっとくらい大丈夫」「批判してる人は羨ましいだけでは?」「シーズンも終わってるしいいんじゃない」といった擁護も見受けられた。

 ルールと節度が求められた今季の観戦。それだけに一部選手とサポーターのこの行動に批判の声が集まってしまったようだ。