北海道釧路市の自宅に放火をしようとしたとして、80歳の男が放火未遂の疑いで逮捕されたことが判明。その行動に驚きが広がっている。


 男は4日午前2時過ぎ、釧路市の自宅台所にあったガスコンロでタオルやおしぼりに火をつけると、そのままカーペットに投げ捨てた。その後、「火をつけて燃やした」と自ら通報し、事態が発覚。全焼する可能性も否定できない状況に陥ったが、駆けつけた警察官が火を消し止めたため、カーペットと床の一部が焼けるにとどまった。

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 なんとも意味不明な事件の動機は何だったのか。警察の取り調べに対し、男は「悩み事などがあって誰かに助けてほしかった」と話しているという。なお、男は1人暮らしだったとのことだ。
寂しさをつのらせての犯行なのかもしれないが、家に火をつける行為は犯罪であり、迷惑である。

 この事件に、ネット上では「気持ちはわからなくもないが、火を放てば他の家にも迷惑がかかる。放火は重罪だ」「巻き添えになる人がいなくて本当に良かった」「放火をして刑務所に入りたいという意識もあったのだろう。刑務所よりシャバのほうが厳しいという現状は嘆かわしい」「終わっているとしか言いようがない。一体どうやって生きてきたのかが気になる」と憤りの声が上がる。

 一方で、「こういう人を救うのが政治や福祉だろうに。
税金ばかり取って、福祉の体制を整備しないのは許せない」「行動は絶対にダメだけれど、80歳の男性が1人で身寄りもなく住まなければいけない状況もおかしいのでは」という指摘も出ていた。