元バスガイドという異色の経歴をもつ日本テレビの新人女子アナ・滝菜月(23)が、アナウンサーとしては、王道ともいえる報道路線で飛躍を目指している。

 滝アナは93年6月、北海道・十勝地方の音更(おとふけ)町生まれ。

帯広柏葉高等学校の先輩である安住紳一郎アナ(TBS)にあこがれ、その影響を強く受けて、子どもの頃からアナウンサーを志望していたという。

 高校卒業後、早稲田大学商学部に進学のため上京。在学時には、学生HEROES! presents「フレッシュキャンパスコンテスト2012」で、見事グランプリに輝く。大学時代はバスガイドのアルバイトをしていたが、アナウンサーと同じ“しゃべる仕事”とあって、その業務に熱中。そのおかげで、すっかり東京観光案内が得意になった。

 就職活動では、第1志望だったという日テレに無事合格。
16年4月に晴れて、同局の一員になった。3か月の研修期間を経て、BS日テレ「深層NEWS」(月~金曜午後10時~)の天気を担当していたが、今年1月より、金曜のサブキャスターに昇格を果たした。そのほか、「オードリーのNFL倶楽部」(金曜深夜3時5分~)に出演中。時折、朝の情報番組「Oha!4 NEWS LIVE」にも、レギュラーキャスターの代役で登場している。

 女子アナウォッチャーのA氏は「ショートカットがよく似合っていて、キュートなルックスが魅力ですね。ニュースキャスターぶりも堂に入っていて、将来が嘱望されます。
日テレでは、まずは報道で育てていく方針のようで、『深層NEWS』で力を付けた後には、『news every.』や『NEWS ZERO』への抜てきも夢ではないでしょう」と語る。

 現在、地上波での出演機会が少ないのは残念だが、ぜひ注目してほしい女子アナだ。