1月22日、大阪市内にあるラーメン店の公式Twitterが、来店したお笑い芸人のたむらけんじと従業員が写った写真をアップ。そこで、「マイク、カメラなかったらおもろ無い奴でした」と投稿(すでにツイートは削除済み)して物議を醸した。


 たむらはこのコメントに関して4日、「えっ?うそでしょ? 気持ち良く写真も撮らせていただいたお店にこんな事言われる事あんの? ちょっとびっくりなんやけど」と反応。店側は6日にようやく「社長の私に全て責任がございます」と謝罪したが、炎上が収まることはなかった。

 「謝罪をするまでの店側の対応が悪かった。一般人の罵倒リプに対して、“もっともやして~”や“きもいねん”などと、かなり攻撃的な返信をしていたため、ネットユーザーの怒りは収まらなかったようですね。騒動になる前にも、飲食店の口コミサイトで低評価をした人物に対して罵倒を浴びせるコメントもしていたようですし、ネットの使い方を間違えている典型です。匿名で個人でやるようなことを店のオフィシャルSNSでやるなんて、客商売としては自殺行為ですよ」(SNSに詳しいライター)

 真偽のほどは別として、社長の行動や情報については、SNSで暴露され続けている。


 「もともとバイトで働いていたという人物が、社長とのLINEのやりとりや会話をメモしたものを公開。また、社長のフルネーム、顔写真、携帯電話の番号などがすべて特定され、拡散され続けています。ネットで公開されているものばかりなので、仕方のないことかもしれませんが、さすがに“やりすぎ”という声もありますね。たむらのファンでもないし、一生関わることがなかったであろう店に対して、ここまで怒って、罵倒を浴びせて、情報まで拡散する……改めてネットの怖さを痛感しました」(同上)

 最近、くら寿司の店員やすき家の店員などが不適切投稿をアップし、大きな話題を呼んでいるが、彼らもまたフルネーム、通っている学校、彼女とのツーショットなどがネットで拡散されている。今回の一連の騒動で、自分のためではなく“人を晒すために時間を使える人が多い世の中”だということを実感した人も多いのではないだろうか。

引用について
たむらけんじ公式Twitterより https://twitter.com/tamukenchaaaaa