今大会は“リユニオン”と題して開催。
さらにカート・アングル、ロブ・ヴァン・ダム、サージェント・スローター、ハリケーンがレイ・ミステリオをサポート。D-ジェネレーションXも登場してセス・ロリンズを救援。
最後に“Mr.ロウ”ともいえるストーン・コールド・スティーブ・オースチンが登場。オースチンはリングでビールを浴びて「ヘル・ヤー!と叫べ」と会場をあおると、「みんなファミリーだ」と言ってレジェンドたちとビールで乾杯。オースチンとビンス・マクマホン代表による抗争を繰り広げてロウのブランドが確立されただけに、オースチンが“トリ”を務めるのは当然の流れと言っていいだろう。
レジェンドに目が行きがちだったこの大会では、US王者AJスタイルズとセス・ロリンズが対戦した。ザ・クラブのルーク・ギャローズ&カール・アンダーソンを引き連れて登場したAJは、アンダーソンが介入して試合を優勢に進めたが、来場していたD-ジェネレーションXのトリプルH&ショーン・マイケルズが試合に登場。先月の日本公演でトリプルHはザ・クラブと組んでいるが、この日はロリンズのセコンドについた。これで勢いづいたロリンズがスリングブレイドからブロックバスターで攻め込むと、不利と判断したのかギャローズ&アンダーソンが介入してロリンズの反則勝ちとなった。
試合後も両チームは乱闘。クラブがパイプ椅子で襲撃を狙うと、今度はロード・ドッグ、nWoのメンバーでもあるXパック、スコット・ホール、ケビン・ナッシュが現れてロリンズを援護。
文 / どら増田
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