「ホンダ S660」の 緩衝装置(前輪サスペンション) に不具合があり、走行安定性を損なうおそれがあるとして、国交省にリコールを届け出た。前輪サスペンションにおいて、樹脂製ベアリングの組付方法が不適切なため、ダンパユニットとダンパマウントを締め付けるナット締付時にベアリングが削れ、その破片がワッシャ座面との間に挟まり、ナットの締結力が不足するものがある。
また、当該ナットの締付用工具が不適切なため、ナットの締結力が不足するものがある。そのため、ハンドル転舵時にダンパユニットのロッド締結部にガタが生じ、締結部近傍に過大な応力が加わり、そのまま使用を続けると、最悪の場合、当該ロッドが折損し、走行安定性を損なうおそれがある。 (リコールプラス編集部)


【発 表 日】2025/04/17
【企 業 名】本田技研工業株式会社
【キーワード】ホンダS660前輪サスペンション
【 ジャンル 】自動車
【 関連情報 】
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001884429.pdf
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