山西省民政庁は24日、2024年に全省で都市部・農村部介護・高齢者食事支援幸福プロジェクトを実施し、3年間で高齢者食事支援サービスのカバー範囲を都市部・農村部コミュニティーの70%まで広げる計画だと明らかにした。中国新聞網が伝えた。

同省は13年に農村部高齢者デイサービスセンター、都市部コミュニティー介護幸福プロジェクトの建設をスタートし、農村部と都市部コミュニティーの高齢者に食事支援、医療的ケア、入浴介助などのサービスを提供してきた。23年末現在、同省の村(コミュニティー)2万1766カ所のうち、31%に当たる6739カ所で高齢者食事支援サービスが提供されている。

24年に同省は都市部・農村部の介護・高齢者食事支援幸福プロジェクトを民生の実務に組み込み、より多くの高齢者が実際に抱える生活上の困難の解決を支援するとしている。

同庁は今後3年間で省内の都市部・農村部コミュニティーの高齢者食事支援サービスのカバー率を70%以上に引き上げる計画だ。今年は農村部高齢者デイサービスセンター3000カ所が食事支援サービスを実施するのをサポートし、来年と再来年は実施施設を毎年1000カ所にする。計画によると、同省各地はこれから管轄エリアの高齢者の人口規模、食事ニーズ、サービス提供範囲などの要因を総合的に検討し、サービスステーションを合理的に配置し、高齢者食事支援サービスのカバー範囲の拡大ペースを加速的に推進するとしている。

(提供/人民網日本語版・編集/KS)