今年は5月1日から5月5日がメーデー5連休となる中国。交通運輸部が4月29日に開いた記者会見で、関係責任者は、5連休中、地域またぎで移動する人の数は1日平均2億7000万人以上に達する見込みで、道路を使った陸路の移動が引き続きメインになる見通しだとした。
交通運輸部・公路局は5連休中の中国全土道路網の運用状況について、以下の四つの特徴を予想している。
まず、道路網は混雑し、有料交通機関以外の小型車で移動する人の割合が高くなる。連休期間中、地域またぎで移動する人の数は1日平均2億7000万人以上に達する見込みで、2023年や2019年同期の水準を上回ることになる。うち、有料交通機関以外の小型車で移動する人の割合が約8割に達するとみられている。
次に各道路に車両が集中し、省またぎで移動する車両が多くなる。
三つ目として、鉄道や道路、民用航空、水路といった交通機関の利用者が急速に回復し、高い水準で推移する。これらの交通機関の利用者は1日当たり平均延べ5700万人で、2023年同期の水準を上回り、2019年同期の9割となりそうだ。鉄道や民用航空の利用者だけを見ると、2019年同期の水準を上回ると見込まれている。
最後に、行楽地などに向かう下り線とUターンとなる上り線にはっきりと分かれて混雑がピークを迎えると予想されている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)