フランス人女性が中国を訪れた際に驚いたことを語り、中国のSNSで大反響を呼んでいる。
女性は中仏文化フォーラムのフランス側の副主席を務める作家のクリスティーヌ・カヨル(Christine Cayol)氏。
すると同席した中国人男性が、「海外では何でも事前に約束しないといけないんです。それもかなり前から。中国人はどちらかというと自然体で、『あ、(こちらに)来たの。
中国のSNS・微博(ウェイボー)では「欧米人が中国人のご飯の誘いに衝撃」がトレンド1位に。ネットユーザーからは「ははは、これが中国人」「中国人の伝統だな」「せっかく来たんだから一緒にご飯行こうよ(という感じ)」「中国では飲んで食べて、親しくなるんだよ」「どんな大事なことでも、食事より重要なことなんてないさ(笑)」といった声が上がった。
また、実際に中国人のフットワークの軽さを表す「同僚と一緒に帰っていて別れ際に『鍋食べたいなあ。行く?』って聞いたら同僚『行こうぜ』」「今日用事ないでしょ?ご飯行こうよ。
このほか、中国人が先の日程で約束しないことについて「『今度食事しようね』とか『近々ご飯に行こう』とかは、(実際に食事に行くことは)無いに等しい」「中国では事前に約束していると変更や中止になることが多い。今時間があるのだからすぐ約束すればいい」「中国人が事前に約束するのは(家族と食べる)年越しの食事だけ」といったコメントも見られた。
なお、カヨル氏はインタビューで、「時間」という視点から中国人についてつづった自身の著書について聞かれ、「私たちはフランスであまり変化を好みません。ずっと同じで、自分たちの(決まった)思考に沿って行動します。でも、中国で生活していると毎日変化があります。