日本のコンビニエンスストアの「お願い」が中国のSNS上で話題になっている。
中国のSNS・小紅書(RED)のあるユーザーは先日、日本のコンビニ店のガラスに貼られた貼り紙の写真を投稿した。
中国のネットユーザーからは「読んで感動しちゃったよ」「心が温かくなった」「こういうのを見ると、人は生きていけるんだな」「普通の日本人はすごく優しいんだよ」「日本は確かに人に優しいところがある」「日本人は冷たくて他人のことは気にしないと聞いていたけど、本当に実際に行ってみないと分からないよね」といったコメントが寄せられた。
また、日本でのアルバイトの実体験を書き込むユーザーも多く、
「私が(日本の)コンビニでアルバイトしていた時、日本人のお兄さんがコーヒーを買ってお金を払った後、『これは君へのおごりだよ。仕事頑張ってね』って渡してくれた。その直前に別のお客さんにこっぴどく叱られていたから、涙が出そうになった」
「私がバイトしてた(日本の)店はとても良かったな。みんな親切だった。不良が来た時に同僚のおじさんが私を制して『俺が行く』って言ってくれた」
「3年前に日本の焼肉店でアルバイトしていた。店に若い男性は自分だけで、力仕事はほとんど任されていた。その日は寒かったけど汗びっしょりになってしまった。
「私がアルバイトしていた北海道のコンビニは店長がとても優しいおばさんだった。いつも肉まん食べる?揚げ物食べる?おでん食べる?って聞いてくれて、休憩室で食べさせてくれた。自腹でケーキをごちそうしてくれたこともあった。それから常連客のおばさんは年越しの時にお年玉をくれて、ポチ袋に『毎日笑顔をありがとう』って書いてくれた。誕生日には同僚みんながプレゼントをくれた。北海道を離れることになって、一番名残惜しかったのはバイト先だったな。最終日は泣きながら家に帰ったよ」
などが書き込まれている。(翻訳・編集/北田)