国務院報道弁公室が10日、シリーズ記者会見「中国経済の質の高い発展の成果」を行いました。市場監督管理総局の責任者は席上、2024年に中国の(企業など)経営主体の発展の質は安定して向上したと説明しました。
公平な競争の市場環境は絶えず改善し、審査や抜き取り検査により発見された問題の比率は前年比で2.78ポイント低下しました。消費者の権益保護は絶えず強化され、苦情や通報への対応によって消費者のために前年比17.1%増の47億2100万元(約1020億円)の損失を取り戻しました。また、欠陥のある自動車1123万7000台、欠陥のある消費財454万3000点をリコールしました。
質を重視する発展はさらに上の段階に上がりました。全国の製造業の質の競争力指数は85.6に向上し、新たに承認あるいは発表された国家基準は前年比48%増の3154項目に達しました。また国際的に認められた校正測定能力は、世界でも上位の1958項目に達しました。さらに食品や薬品、工業品の特殊機器の安全状況は全体的に安定しており、食品の安全についての評価検査や抜き取り検査の合格率は99.2%、薬品の抜き取り検査合格率は99%以上を維持しました。製品の品質を監督するための抜き取り検査では、電動自転車の充電器など14製品の不合格率は10ポイント以上の引き下げを実現しました。(提供/CRI)