中国の王毅外交部長は北京市内で16日、東南アジア諸国連合(ASEAN)10か国の駐中国外交使節と会談しました。
王部長は「中国とASEANの関係は地域と世界に貴重な安定性をもたらしており、大切にすべきだ。

王部長はその上で、「最近になり、タイとミャンマー国境地帯でオンラインギャンブルとネット詐欺の重大事件が立て続けに発生し、中国など各国国民の切実な利益が脅かされ、損なわれた。このことは極めて重視せねばならない」と指摘しました。 王部長はさらに、「関係国が責任を果たし、強力な措置を講じてオンラインギャンブルとネット詐欺を断固として取締り、人々の命と財産の安全を守り、犯罪者が法の網を逃れることを決して許さないことを望む。中国はASEAN諸国と二国間および多国間の法執行と安全保障での協力を強化し、各国の人々が安心して往来できる安全な環境を作り出し、周辺国との交流と協力の良好な秩序を守っていくことを望む」と表明しました。(提供/CRI)