北京の桜の名所・玉淵潭公園の温室では先ごろ、多くの品種の早咲き桜が次々と開花し、観光客を引き付けています。

桜の開花期が短く、北京の屋外環境では3月下旬にしか観賞できないという限界を打破するため、同公園の桜の研究者は14年間にわたり模索を続け、温室内で開花促進技術を運用して温度、湿度、光などの条件を正確にコントロールすることで、桜の成長に適した室内環境を作ることに成功しました。

温室で栽培された桜は10種類以上で、花の色は白、ピンク、ローズレッド(紫がかった赤色)などがあります。開花期は2月中旬まで続く見込みで、旧正月十五日の元宵節(今年は2月12日)まで満開の花見を楽しめるということです。

玉淵潭公園にはこのほか、観光客が園内で観賞できる屋外の桜が約40種類、計3000本植えられています。(提供/CRI)

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