調査によると、中国の文化関連産業における一定規模以上(年間売上が2000万元、約4億3000万円以上)の企業7万8000社の2024年営業収入は、14兆1510億元(約304兆6000億円)に達し、比較可能な基準による計算では前年比6.0%増となったことが分かりました。うち、文化新業態の特徴を持つ16業種の営業収入は同9.8%増の顕著な伸びを示し、5兆9082億元(約127兆円)でした。

新たな発展の原動力を持つ産業が発展し、発展の質も絶えず向上しています。エンターテインメント産業向けインテリジェントドローンの製造、インターネット広告サービス、インターネット文化エンタメプラットフォーム、マルチメディアゲーム・アニメ・デジタル出版ソフトの開発、インターネット検索サービス、その他文化芸術産業の6業種は、前年比で2桁成長の営業収入を達成しました。

総利益の急増は、一部業種がけん引した傾向が明らかです。2024年、一定規模以上の文化企業の総利益は同10.8%増の1兆2909億元(約27兆8000億円)で、売上利益率は同0.39ポイント上昇し、9.12%でした。43行種のうち、全体の88.4%を占める38業種が黒字となりました。うち、デジタルコンテンツサービス、インターネット情報サービス、インターネット文化エンタメプラットフォーム、情報サービス端末の製造・販売の4業種は、明らかな利益けん引効果を示しています。(提供/CRI)

編集部おすすめ