台湾メディアのCTWANTは6日、台湾の女優「大S」ことバービィー・スー(徐熙媛)さん(48)が日本を旅行中に死去したことを受け、日本行きを怖がる台湾人が増えていると報じた。
バービィー・スーさんは旅行先の日本でインフルエンザによる肺炎のため2日に亡くなった。
それによると、林氏璧氏は「日本のインフルエンザの流行はピークを過ぎた。ピークは昨年12月24日だった。確かに今年の感染状況は深刻だったが、昨シーズンと比べると早く流行が収束している。昨年はほぼ冬の間中、流行したが、今年はすでにピークアウトしている」と説明した。
また、日本でインフルエンザの流行が早期に収束した背景には、ワクチン接種や感染によって免疫を獲得する人が増え、集団免疫が形成されたことがあるとし、「たとえば新型コロナウイルスについて言えば、厳格な防疫措置を取ることで感染者を抑え込もうとする国もあるが、そうすると流行が長引くことになる。一方、一気に広がる国では流行が早く収束することがある」と解説。「長い痛みより短い痛みを選ぶようなものだが、前提として医療体制が持ちこたえられる必要がある」と述べた。
同氏は、「日本で短期的に呼吸器系の疾患が増える可能性はあるが、例年通り、桜の開花と共に気温が上昇するとインフルエンザの感染者数はゼロに近づいていくことは間違いない」と予想したという。(翻訳・編集/北田)