中国メディアの新京報によると、春節(旧正月)に伴う大型連休(1月28日~2月4日)が明け、各地のスポーツジムは連休太りを解消したい人で混雑している。

スポーツジム事業を展開する楽刻運動によると、今年の春節連休中に来店した会員数は前年同時期とほぼ同じだったものの、北京や上海などの一線都市のほか、将来的に一線都市になる可能性が高い新一線都市の多くの店舗で、グループレッスンの予約が取れない状況が生じている。

生活総合プラットフォームの美団(メイトゥアン)によると、上海のスポーツ・フィットネス関連予約数は前年同期の2.4倍となった。

スポーツジムの客足だけでなく、スポーツウエアやフィットネストラッカー、家庭用フィットネス機器などの売上も伸びている。ある通販サイトによると、スポーツ用品の検索数は前年の3倍以上となった。

美団のオンライン医薬品購入サービスによると、連休最終日前日の3日からダイエット関連商品の検索数が上昇し始め、連休明け最初の出勤日となった5日は検索数が1.5倍となった。うち男性ユーザーが全体の4分の1近くを占め、三・四線以下の都市のユーザーが占める割合は22%に達した。セマグルチドやチルゼパチドなどのダイエット薬の売り上げの伸びが顕著だったという。(翻訳・編集/柳川)

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