2025年2月27日、韓国・中央日報によると、韓国の昨年の自殺者数が1万4439人(暫定値)に上り、2011年以降の13年で最多を記録した。1日当たり約40人(39.5人)が自ら命を絶ったことになる。
昨年の自殺者数は、前年の確定値(1万3987人)より3.3%(461人)増えた。過去最多を記録した2011年(1万5906人)以降の13年で最も多く、2年連続で前の年を上回った。
性別では男性が1万341人で女性(4098人)の2倍以上だった。男性は前年比6.1%増加し、女性は3.1%減少した。年齢別では50代が全体の21.0%で最も多く、40代(19.0%)、60代(16.5%)、30代(13.4%)が後に続いた。
昨年の自殺者増加の理由として、専門家は「俳優イ・ソンギュンさんの訃報」「経済成長率の鈍化」を挙げている。
また今年も経済の悪化が確実視されているため、自殺者数に影響を及ぼすことが懸念されている。韓国銀行はこのほど、今年の経済成長率の見通しを1.9%から1.5%に下方修正した。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「出生率は最低、自殺率は最多。このままだと大変なことになる」「韓国の自殺者数は毎年1万人を超えている。この国での生活は地獄ということ」「死ぬのは怖くない。死ぬ過程が怖いだけ…」「メディアに問題がある。