中国メディアの観察者網は、米オハイオ州知事選の候補者(共和党)でインド系実業家のビベク・ラマスワミ氏が19日、「中国の平均的な学生は、米国の平均的な学生の学業成績より4年も進んでいる」などとする自身の演説をX(旧ツイッター)でリポストしたことを取り上げた。
記事によると、ラマスワミ氏は演説で、米国は今後250年間、「地球上で最も偉大な国」であり続けるだろうが、それを実現するためには、米国は現在の「教育危機」から抜け出す道を見つけなければならないと述べた。
そして、「米国では8年生(日本の中学2年生に相当)の75%が数学が苦手だ。中国の平均的な学生はここの平均的な学生より4年進んでいる」とし、「米国の7年生のレベルは中国の3年生に相当する。(そのような状況を)受け入れられない」と述べた。
ラマスワミ氏はXへのリポストで、中国共産党が私たちの緩やかな衰退を嘲笑するのを傍観するつもりはないとも強調した。(翻訳・編集/柳川)