国務院報道弁公室は21日午前、記者会見を開き、第4回中国・アフリカ経済貿易博覧会の準備状況や中国とアフリカの経済貿易協力について紹介しました。商務部の責任者によると、中国とアフリカの貿易規模はここ数年、安定した伸びを見せており、投資が絶えず拡大し、新興分野での協力が持続的に深化しているとのことです。

中国とアフリカの2024年の貿易総額は前年比4.8%増の2956億ドルに上り、うちアフリカからの輸入額は前年比6.9%増の1168億ドルで、アフリカへの輸出額は同3.5%増の1788億ドルでした。また貿易額は4年連続で史上最高を記録し、中国は16年連続でアフリカ最大の貿易パートナー国となりました。巨大規模の中国市場はアフリカの商品に幅広いビジネスチャンスをもたらしているとみられています。

デジタル経済の分野では、中国企業はアフリカで数カ所の大型データセンターを建設し、クラウドコンピューティングサービスや5G技術を提供して、アフリカの鉱山開発や都市管理で幅広く応用されています。

グリーン発展の分野では、中国とアフリカが協力して建設した太陽光発電所の発電ユニット総容量は累計で1.5ギガワットを上回り、現地住民100万世帯の電力需要を満たしています。

金融協力の分野では、エジプトが2023年、アフリカ輸出入銀行が2025年にそれぞれ中国での人民元建て「パンダ債」の発行に成功したとのことです。(提供/CRI)

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