中越国際直通旅客列車の運行再開後の初列車が現地時間26日午前5時半、ベトナムのハノイ市内のザーラム駅に到着しました。新型コロナウイルス感染症による5年間の中断を経て、ベトナムと中国を結ぶ越境旅客列車の運行が再開されました。
運行を再開した南寧駅-ザーラム駅間の国際旅客列車は毎日北京時間午後6時5分に南寧駅を出発し、憑祥(ひょうしょう)鉄道通関所を経由して、翌日午前6時半にザーラム駅に到着します。中国に向かう列車は毎日午後10時20分にザーラム駅を出発し、翌日午前10時6分に南寧駅に到着します。
北京からハノイに向かう国際旅客列車は毎週木曜日と日曜日の午後4時5分に北京西駅を出発します。乗客は途中の南寧駅でT8701列車に乗り換えてザーラム駅に向かいます。ザーラム駅からの便は毎週火曜日と金曜日に出発して、乗客は南寧駅で乗り換えて北京西駅に向かいます。
中国とベトナムを結ぶ国際旅客列車の乗車券については現在のところ、対面方式でのみ販売されており、桂林北駅、南寧駅、崇左駅、憑祥駅などのチケット販売窓口でパスポートを提示した上で購入することができます。また、旅客は事前に紙版のビザを取得するかビザ免除資料を用意して、中国の憑祥およびベトナム側の通関所であるドンダンのそれぞれで、通関手続きを行う必要があります。(提供/CRI)