竹製品というと、まず真っ先に何を思い浮かべるだろうか?竹の箸や敷物の「竹席」、または竹の扇子だろうか?人民網が伝えた。
安徽省広徳市では、竹が「七変化」どころかストローやキーボード、マウス、髭剃りなどに「七十二変化」し、多くの人の竹に対するイメージを大きく変えている。

江蘇省、浙江省、安徽省の8県(市)と境界を面する広徳市は竹の資源が豊富で、約6万6667ヘクタールの竹林があり、山の至る所に竹林があるため、「中国の竹の里」と呼ばれている。

広徳市東亭郷の村民は竹が非常に豊富という地域の特徴を活用し、竹製品の加工産業の発展に力を入れ、モウソウチクの栽培から加工、販売に至るまでの整った産業チェーンを構築している。現時点で、同郷には一定規模以上の竹・木加工企業(年売上高2000万元以上の企業)が4社、竹制品の加工場が約50軒あり、竹業の年売上高は13億元(約260億円)に達し、周辺の村民2000人以上の雇用を創出している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

