中国文化・観光部が3日に発表したデータによると、今年の端午節(端午の節句、今年は5月31日)連休の3日間に、中国全国で国内観光に出かけた人は前年同期比5.7%増の延べ1億1900万人に上り、国内観光支出額は同5.9%増の427億3000万元(約8546億円)に達した。

各地でドラゴンボートレース、ちまき作り、匂い袋を身に付けるなどの伝統的な民俗イベントが行われ、人々は文化的ムードにあふれた端午節を過ごした。

同時に、伝統的民俗や民間芸術を博物館、美術館、図書館などの文化的空間に融合させることで、人々が端午節の由来をかみしめながら、歴史と文化を体験することができた。

今年の端午節連休は「国際子供の日」(6月1日)と重なったことから、家族での観光がとりわけ活発だった。また、県域観光市場の人気が続き、ニッチな観光地を訪れる観光客が増え続けている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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