「これは今年新たに導入した品種で、食感が良く、栄養価も高いことから、市場で人気となっている」と話すのは、江西省撫州市広昌県旴江林場の関係者。葉の茂る木々の下で村民が大きく育ったキクラゲを次々と収穫していた。

収穫されたキクラゲは、加工・包装された後、市場に出荷される。人民網が伝えた。

全域の森林率が71.83%に達する広昌県では、豊かさをもたらす森林の副産物による「林下経済」の栽培面積が約1万3000ヘクタール以上となっており、食用菌や中医薬の生薬、油茶(ツバキ科の常緑低木)など種類は多岐にわたる。このうち中医薬の生薬の栽培面積は約3500ヘクタールで、食用菌は約500ヘクタール。

江西省広昌県、葉の茂る木々の下でキクラゲや生薬を栽培―中国

同県は旴江林場を中心として45カ所の林下経済高標準模範基地を建設しており、11の郷・鎮と開墾農場に波及効果をもたらし、現在の生産総額は19億元(約380億円)を上回っている。(提供/人民網日本語版・編集/KM)

江西省広昌県、葉の茂る木々の下でキクラゲや生薬を栽培―中国

江西省広昌県、葉の茂る木々の下でキクラゲや生薬を栽培―中国

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