中国西部の、四川省、陝西省、甘粛省の3省にまたがるジャイアントパンダ国立公園の四川省眉山エリアの職員がこのほど、回収した赤外線カメラのデータから、野生ジャイアントパンダが、パトロール隊員が丹念に作った「人工の家」の周りをゆったりと歩き回っている姿を確認しました。
長い間、野生ジャイアントパンダにとって、野外で子育てや一時的な憩いの場とするための適切で安全な天然木の穴や岩穴を見つけるのは容易ではありませんでした。
今回回収された画像はいずれも2024年に撮影されたもので、パンダだけでなく、ツキノワグマ、ジャコウジカなどの野生動物も異なる時間帯に、繰り返し「人工の家」の近くを訪れており、中には直接「住み着いた」個体もいることを確認したということです。(提供/CRI)