韓国で開催中のサッカーの東アジアE-1選手権女子の韓国対中国の試合でトラブルがあった。中国メディアの騰訊網が報じた。
記事によると、9日に行われた第1節の韓国対中国の試合の後半、途中出場の中国の王妍雯(ワン・イエンウェン)と韓国のイ・グンミン(李金玟)が空中での競り合いの中で接触して倒れた。起き上がった王が李に声を掛けようとしたところ、割って入った韓国のチャン・スルギ(張瑟琪)が王を突き倒したという。
記事は「スロー映像で確認すると、(競り合いの中で)王の肘が確かにイに当たっていたが、故意ではなかった」「王は自らイを気遣って声をかけるなど、誠意ある対応を見せていた」などと主張し、チャンの行為を非難。さらに主審についても「レッドカードはおろかイエローカードすら出さず、チャンに口頭で注意を与えただけだった」と判定への不満を示した。
記事によると、中国の解説者はチャンの突き飛ばしについて「あまりにも非友好的だ」と批判したほか、「このベトナム人主審の判定には、理解しがたい部分が多々ある」と主審のジャッジにも苦言を呈した。(翻訳・編集/北田)