中国の王毅外交部長はマレーシアのクアラルンプールで10日、日本の岩屋毅外相と会談しました。
王外交部長は、「中日は互いに重要な近隣国だ。
岩屋外相は、「日中間では、さまざまな分野での協議が行われ、いくつかの懸案について進展が見られていることを前向きに捉えている。問題があっても意思疎通を強化することで、関係を前に進めるのが両国のあるべき姿だ」と述べました。台湾問題について、岩屋外相は、「1972年に締結した日中共同声明を堅持する日本の立場に変化はなく、今年の第2次世界大戦終戦80周年を機に、日本は歴史に真剣に向き合い、未来に向けて平和発展の道を歩んでいく」との決意を示し、中国と共に努力して、各レベルの往来を強め、各分野の協力を推し進めることに期待を表しました。(提供/CRI)