中国の丁薛祥副総理は10日、北京でヘンリー・ポールソン元米財務長官と会談しました。

丁副総理は、「先ごろ、習近平国家主席はトランプ大統領と電話会談し、両国元首は重要な共通認識に達した」として、「中米が相互尊重、平和共存、協力ウィンウィンの原則に基づき協力を強化することは、中米関係の持続的で健全な発展に有利であり、両国に幸福をもたらし、世界に有益なことである。

中国は現在、動揺する世界にとって最大の確実要素である」と述べたうえで、米国側が中国の発展を正しく見て、中国側の核心的利益と重大な関心を尊重し、互恵的で安定した経済貿易関係を発展させ、大国の責任を共に担うことを希望しているとの期待を示しました。さらに、ポールソン財団と米国企業が中国で協力を展開し、中米の相互信頼と協力を促進するために積極的な役割を果たすことを歓迎すると述べました。

ポールソン氏は、「米中関係は世界経済の安定と発展に関わるものであり、双方は意思疎通を強化し、相互信頼を増進すべきだ」として、そのために積極的な役割を果たしたいとの考えを示しました。(提供/CRI)

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