中国のSNS・小紅書(RED)に、「日本人の秩序への愛はまるで強迫症」との投稿があり、反響を呼んでいる。

投稿者の男性は「偶然通りかかり、(面識のなさそうな)男女が2人並んで立っているのを見つけて興味がわいた。

しばらくしてまた数人がやってきた(並んだ)のだが、その時、ようやく近くにバス停があることに気付いた。面白い(笑)」とつづった。

男性は1枚の写真をアップしており、写真には歩道の車道側にバス停があり、その反対側の店のシャッターの前に数人が並んでいる様子が写っている。歩道の幅が広く、先頭に並んでいる人とバス停までの距離は5メートルほどあるように見える。

男性は、バス停からかなり距離があるにもかかわらず、後から来た人がバス停の前ではなく、きちんと先に並んでいる人の後に続いて並んでいることに「面白さ」を感じたようだ。

中国のネットユーザーからは「これは素晴らしいことじゃないか」「秩序が良いと心も落ち着く」「子どもの頃から教育されているから」「通行人の邪魔にならないようにしてるんだね」「文明社会のあるべき姿」「振り返って中国を見てみると…」「中国なら割り込まれている」といった声が上がった。

また、「先月日本から上海に帰国して空港を出て、百度の車(無人運転タクシー)に乗ろうとした。最初はみんな並んでいたけど、ドアが開いた瞬間、みんなが殺到した。おもしろいことに、そこにいたのはみんな日本から帰ってきた人たち。日本ではおそらくきちんと並んでいたんだろうけど、国内に帰ってきたらわれ先に」とのコメントが寄せられ、多くの共感を集めていた。(翻訳・編集/北田)

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