中国・重慶市の火鍋店のキャンペーンが「低俗だ」などとして炎上している。中国メディアの大象新聞などが4日付で伝えた。

記事によると、問題になっているのは同市の「渝鼎紅重慶火鍋(茶園店)」という火鍋店で、店頭に出された広告看板には「胸が大きければ割引」「胸が十分(に大きい)なら来い」などと書かれ、A~Gのカップ数の女性アニメキャラクターのイラストが描かれていた。Aカップなら10%引き、Bカップなら20%引きとカップ数が上がるにつれて割引率が高くなり、Fカップ以上は「無料」となっている。

「胸が大きければ割引」=火鍋店のキャンペーンが低俗だと炎上―中国
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この広告について、SNS上では「女性を侮辱するもの」「下品で低俗」などと批判の声が上がり炎上状態に。記事によると、広告が掲出されたのは3日とみられるが、批判を受けてか4日の時点ですでに撤去されていた。「渝鼎紅重慶火鍋」の本店の関係者は「茶園店のスタッフの悪ふざけによるもの。現在、対応中だ」としている。

また、同市南岸区の市場監督管理所の担当者は「3日午後11時過ぎに監督部門がこの件を把握し、処理手続きを始めた。4日の朝一で店の関係者を呼び出して面談した。本件は所内の責任者が主導しており、処理結果はまだ出ていない」と話している。(翻訳・編集/北田)

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