中国工業情報化部が9月23日に明らかにしたところによると、今年に入ってから、新車販売台数に占める統合型運転支援システム(ADAS)機能を搭載した乗用車の割合が6割を超えたということです。
最新の統計データによると、今年の1月から7月まで、中国のADAS機能搭載乗用車の新車販売台数は2021年の同期間に比べて570万台増の776万台、市場浸透率は同40ポイント増の62.6%となり、ADAS機能の有無は新型車種のアピールポイントであり、消費者が購入を決める上での重要な検討事項となっています。
中国はスマートコネクテッドカーを製造業におけるコアコンピタンスの向上を目指す8大分野の一つに位置づけています。これまでの5年間、中国政府は「新エネルギー自動車産業発展計画(2021-2035年)」を公表し、電動化、コネクテッド化、スマート化の発展に拍車をかけ、既にスマートなコックピット、自動運転、コネクテッドクラウド制御などを網羅する完全な産業チェーンを構築しており、それらの機能を搭載した自動車の量産を実現しています。(提供/CRI)