ロイター通信がこのほど報じたところによると、研究者が米航空宇宙局(NASA)の土星探査機「カッシーニ」が2008年に土星の第2衛星のエンケラドスに接近した際に採取したデータを改めて詳しく分析したところ、エンケラドスに生命が存在できる条件があることを証明する新たな証拠を発見しました。この研究報告は国際的な学術誌『ネイチャー・アストロノミー』に掲載されました。

研究では、エンケラドスから噴出された氷の粒子や気体の中から、これまで発見されていなかった新しいタイプの有機分子が確認されました。これらの分子は、適切な環境下で生命の基本的な構成要素である複雑な有機化合物を形成する過程に関与できるとのことです。(提供/CRI)

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