20万トン級コンテナ船「中遠海運双子座」が11月9日夕方、中国南部広西チワン族自治区北部湾港欽州自動化コンテナ埠頭の9号、10号バースに接岸し、北部湾港建設以来最大トン数、最長船長のコンテナ船となりました。

「中遠海運双子座」の積載容量は2万119TEU、長さは399.8メートルで、今回は欽州港で1万3000TEUの作業をおこないます。

積載が完了すると、青島港を経てオランダのロッテルダム港に向かい、アジア・欧州貿易の黄金水路に使用されます。

これに先立ち、同級の大型コンテナ船「中遠海運太平洋」は11月6日に北部湾港欽州港域に接岸し、1万1072TEUの作業を完了しました。

広西チワン族自治区北部湾国際港務集団有限公司の責任者によると、2隻の巨船が相次いで接岸に成功したことは、北部湾港が超大型船舶の常態化通航接岸と作業能力の突破を実現したことを示し、北部湾港の国際玄関口としての中枢機能がますます顕著になっていくことが見込まれています。

現在、欽州港域は「ハブ+通路+ネットワーク」全体の配置を改善しています。北部湾港のコンテナ業務の中核ハブとして、欽州港域は20万トン級コンテナ船の一方通航能力、30万トン級タンカーの通航能力を備えています。

今年第1~3四半期、欽州港域の貿易コンテナ監督管理量は前年同期比28.4%増の87万4000TEUに達しました。北部湾港の航路ネットワークは91本に拡大し、中国沿海、東南アジア、北東アジアの主要港を全面的にカバーし、さらに南アジア、アフリカ、南米などの地域に拡大し、中国西部地域の貨物の海外進出に便利なルートを提供しています。(提供/CRI)

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